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メイン | 2005年8月 »

JPEGファイルが小さくなりません

Photoshopでは、JEPG形式で画像を保存する際に、画像のデータだけでなく次のようなデータを付加します。これらのデータは主にJPEGを印刷する時に利用されます。
●ICCプロファイル(その画像を正確な色で開くために必要です)
●サムネイル(JPEGファイル全てを読み込まなくても、低い画質で画像を見られます)
しかし、WEBで利用する場合にはこれらのデータは不要で、特に小さい大きさのJPEGファイルではこれらのデータが容量の大部分を占めてしまう場合があります。

Photoshop5.5以降では、[WEB用に保存]という機能がつきました。この機能を利用すると、上に上げたようなデータが付加されない、WEBで公開するのに最適なJPEGファイルが出力されます。Photoshop5.0以前では、この様な機能が無いために、WEB用に最適なJPEGファイルを出力するためには、設定でICCプロファイルやサムネイルを付加しない設定にするか、JPEG Cleanerなどのソフトウェアを利用して不要なデータを破棄する必要があります。

解像度の設定

350dpi72dpi解像度というのは画像のきめ細やかさを表す値で、通常はdpi(Dot Per Inch)という単位を利用します。このdpiという単位は、「1インチ(約2.54cm)当たり何個の点を表すことができるか」を示し、数が多ければ多いほど画質が良いということになります。これに似た単位に、スクリーントーンの網の細かさを示す「線数」という単位があります。

解像度は最終的に利用する目的に合わせて設定します。商業印刷では通常175線/350dpiで出力しますから、350dpiの画像を準備する必要があります。出力する前の画像を350dpi以上に設定しても出力機器で175戦/350dpiに落として出力するようになっているために、印刷結果は良くなりません。あまりにも高い解像度を設定していると画質はそのままで料金が高くなる恐れがありますから注意しましょう。詳細については印刷所に問い合わせてください。

WEBなどパソコンのディスプレーで表示する場合には、72~96dpiに設定すると、おおむね原寸で表示されます。通常、パソコンのディスプレーに表示する画像については、パソコンのディスプレーの解像度を利用し、画像の解像度は意識されないので、高画質のディスプレーでは画像が小さく、低画質のディスプレーでは画像が大きく表示されます。

また、一般的に解像度が高い画像の方が画像を修正するなどの処理がしやすいのですが、当然容量が大きくなるので処理が重たくなります。最終的に利用する解像度を下回らなければ、好きな解像度で作業して構いません。

犯しがちな法律

インターネットで犯しがちな法律に次のようなものがあります。日常生活では、ほとんど縁がない法律も多いので注意した方がよいでしょう。()内は犯しやすい例です。
●著作権法(他人の作った文章や絵、音楽や写真・ビデオなどを作者に無断で公開する)
●商標法(他にあり、既に登録された名前やそれに似た名前のの商品やサービスの提供を行う)
●薬事法(健康食品などで薬としての効能を謳う)
●特定商取引法(連鎖販売や通信販売、迷惑メールの規制の規定を無視する、)
●古物営業法(許可を取らずに古物営業を行う)
●種の保存法(ワシントン条約などで規制されている動物のやりとり)
●刑法-名誉毀損(他人の名誉を毀損する。特に一般人が相手の場合。)
●刑法-業務妨害(サイトの運営などの業務の妨害。攻撃や荒らしなど)
●刑法-猥褻物陳列(卑猥な画像を公開する)
●不正アクセス禁止法(通常とは異なる手法でサービスを利用し、悪い影響を与える。他人のゲームIDでゲームする)
●肖像権の侵害(他人の写真など、プライバシーに関わるものを無断で公開する)
●守秘義務や営業秘密の漏洩(会社の情報を流出させるなど)
インターネットを利用する場合でも最低限、法律は守る必要があります。

他のソフトで開くと色が違う(Photoshop 6.0以降)

Photoshopで保存した画像を他のソフトやWEBブラウザで見ると、色が違うことがあります。これは、Photoshopに搭載されているCMS(カラーマネジメントシステム)の影響です。CMSは、色を調整する仕組みで、例えば画面に表示する色を他の人のパソコンの画面や、印刷に近い色に調整してくれます。パソコンでは、色を赤(R)と緑(G)と青(B)の光の三原色を利用して表します。しかし、例えばR100%の色というのは、画面の性能によって異なります。そこで、機器に関係なく「R100%の色はこういう色にしよう」という規格がいくつか存在します。現在広く利用されている規格に、「sRGB」があり、印刷用途には「Adobe RGB」が利用されています。この色の調整を行うのがCMSです。

他のソフトやWEBブラウザで表示させる画像を作る時には、[編集]-[カラー設定]から[WEBコンテンツ作成用設定]に変更してください。これで、「sRGB」が利用できるようになります。ただし、この設定に変更したまま、ファイルを印刷すると、色がおかしくなります。

srgbadobergbこちらは、同じRGB値の画像をsRGB(WEB用の設定)で表示したものと、AdobeRGB(印刷用の設定)で表示させたもの(を、見た目はそのままにsRGBに変換したもの)です。数値的には同じなのに、違う色になっているのが分かると思います。Adobe RGB(印刷用の設定)の方が色域が広いためです。AdobeRGB(印刷用の設定)で描いた絵を、そのま保存するとsRGBで表示されるので、くすんだ色になってしまいます。すでに作成した画像に対しては[イメージ]-[モード]-[プロファイルの変換]で、「sRGB…」というプロファイルを設定してください。
ちなみに、彩度が低くなってしまったデジカメの写真(sRGBの写真)を強制的にAdobe RGBで開くと鮮やかになります。ちょっぴ便利な技です。

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